予告30秒
予告60秒
特報
守りたい人たちがいる――
その想いが勇気になる
それぞれの思惑が交差し、
天文館に存続の危機が迫る。
知り尽くした街で、探偵たちが疾走する!
天文館。
南九州きっての繁華街にして、古き良き風景を残した人情の街。
困ってる人たちを見過ごせない人情に厚い探偵たちが、
訳ありのシングルマザーに手を差し伸べたことをきっかけに、
天文館の再開発問題に巻き込まれていく。
無謀と知りながらも街を想い、人との絆を大切にしていく姿を描く探偵たちの物語。

主人公・宇佐美蓮役に映画初主演となる寺西拓人。「timelesz project -AUDITION-」の直前まで本作の撮影に挑み、その後デビュー。シングルマザー・橋口凪には『劇場版 おいしい給食 Road to イカメシ』(24)の大原優乃。蓮の相棒・健斗に映画『青すぎる、青』(23)の新進俳優・肥後遼太郎が大抜擢。蓮たちと対立する政治家の息子・板倉靖幸役に室龍太、凪の息子の誘拐犯・蒲生(がもう)清彦役に高田翔、凪の兄で医者の橋口拓海役は原嘉孝(友情出演)ら寺西と演劇ユニットを組んでいた盟友が脇を固める。さらに蒲生(がもう)と誘拐を企てる反社・吉田三郎にはNHK大河ドラマ「翔ぶが如く」「龍馬伝」など俳優として活躍する一方、鹿児島弁・薩摩弁指導者でもある俳優・西田聖志郎、蓮たちが世話になるBAR兼託児所のオーナー・有村悠一郎役には鹿児島在住の俳優・新名真郎が登板。加えて、大物政治家の秘書・大森渉に、配信ドラマ「怪物」など近年活躍が目覚ましい新鋭のSHIGETORAが務め、その大物政治家・板倉雄馬を配信ドラマ『SHOGUN 将軍』(24)の西岡德馬が扮し、作品に重厚感を添えている。メガホンを執るのは『うちのじいじは字が書けない』が「29thキネコ国際映画祭」グランプリを受賞した諸江亮が脚本と監督を務めている。



宇佐美蓮 役寺西拓人

橋口 凪 役大原優乃

山下健斗 役肥後遼太郎

板倉靖幸 役室 龍太

蒲生清彦 役高田 翔

橋口拓海 役原 嘉孝(友情出演)

大森 渉 役SHIGETORA

吉田三郎 役西田聖志郎

有村悠一郎 役新名真郎

板倉雄馬 役西岡德馬
宇佐美蓮 役 /寺西拓人
Takuto Teranishi as Ren Usami
初めての主演ということで、ありがたいな、という思いと、共演してくださる皆様始めスタッフの皆様のお力を借りながら最大限の力を出せればなと思って臨みました。
撮影では、実際に路面電車が動いている街中を自転車で走るシーンはすごく印象深かったです。
また、僕は撮影中ずっと鹿児島にいて、同じ事務所の仲間も代わる代わる行ったり来たりという感じだったんですが、すごく新鮮にお芝居ができたなと思います。原に関して言うと、半日で彼の撮影が終わったんですが、なぜか2泊ぐらいして、打ち上げにも参加するという、よく分からない状況でしたね(笑)でも、みんなが来てくれてすごく楽しかったです。
timelesz projectのオーディションを受ける前日ぐらいまでこの撮影をしていたので、当時はまさかこうなるなんて、僕も思っていませんでしたが、それによってより多くの方々に鹿児島の魅力だったりこの作品がたくさんの人に伝われば嬉しいなと思っています。
プロフィール
1994年12月31日生まれ。神奈川県出身。2025年2月にtimeleszのメンバーとしてデビュー。近年の主な出演作に、映画『まくをおろすな!』(2023)、2025年の今年はテレビドラマ「キャスター」、「ラーメンD 松平國光」、「離婚弁護士 スパイダー」シリーズ、舞台「Endless SHOCK」、「「新 画狂人北斎」-2025-」、ミュージカル「ヒーロー」、「ダンス オブ ヴァンパイア」など。2026年1月には劇場版アニメ『迷宮のしおり』、ミュージカル「PRETTY WOMAN The Musical」が控える。
橋口 凪 役 /大原優乃
Yuno Ohara as Nagi Hashiguchi
故郷で作品の撮影をするのは、ひとつの目標でもあったので、とても嬉しく、感慨深い時間になりました。実家から現場へ通う日々は新鮮で、家族や地元の景色に見守られながらお仕事ができたことが、何より特別でした。この映画には、無くならないでほしいと県民が願う、鹿児島の景色がたくさん映し出されています。天文館を通して、それぞれの想いが交錯していく物語。1人でも多くの方に、この作品が届くことを願っています。
プロフィール
1999年10月8日生まれ。鹿児島県出身。2009年ダンス&ヴォーカルグループ「Dream5」の一員としてデビュー。2014年、テレビアニメーション「妖怪ウォッチ」のエンディングテーマ《ようかい体操第一》が大ヒットし、「NHK紅白歌合戦」にも出場。その後、ソロでグラビアモデルとして活躍。現在は俳優として数々の作品に出演。主な出演作にテレビドラマ「ゆるきゃん△」(2020-2021年)、「あせとせっけん」(2022)、「おいしい給食 seson3」(2023)、映画『劇場版 おいしい給食 Road to イカメシ』(2024)、Netflix映画『新幹線大爆破』(2025)など。24年より鹿児島ファン拡大アンバサダーを務めている。
山下健斗 役 /肥後遼太郎
Ryotaro Higo as Kento Yamashita
天文館は僕が幼少期から日常的に過ごしていた場所なので、そこを舞台にした撮影はすごく感慨深いものがありました。昔から変わらない雰囲気に安心しつつ、撮影で初めて訪れた場所、いつの間にか変わっていた場所もあり、新たな一面を見ることができて嬉しかったです。
本作では、豪華なキャストの方々がそんな鹿児島の景色の中で奮闘しています。
地元の方々には、普段ご自身が生活している場所や行ったこと見たことのある場所が舞台になっているというドキドキ感、鹿児島にいらっしゃったことのない方々には、天文館、ひいては鹿児島がどういう街なのか、行ってみたくなるようなワクワク感をお届けできると思いますので、是非公開を楽しみにしていてください!僕も完成した作品を観るのが楽しみです!
プロフィール
1998年2月9日生まれ。鹿児島県出身。2015年に鹿児島の演劇ユニット「GREEN CARD a.k.a」の公演「くちづけ」でデビュー。以後、舞台を中心に活動しながら、映画、ドラマなどでも活躍。映画『青すぎる、青』(2023)で長編映画初出演。近年の主な出演に、舞台「アヴニール夢見が丘2025~とあるアパートのおもしろい物語~」(2024)、「Les Miserables」(2025)、舞台×映画プロジェクト『彼女にあったら、よろしくと』(2024/2025年)など。
板倉靖幸 役 /室 龍太
Ryuta Muro as Yasuyuki Itakura
撮影時の思い出は、僕のクランクイン前にテラとホテルで談笑してた記憶が濃いですね!主演ですし台詞量もあり、撮影スケジュールもタイトやったんでテラが頭を抱えてたのは鮮明に覚えてます。
どこか懐かしい空気を感じた風情のある商店街がとても素敵だったので、更に作品を楽しんでいただけるのではないでしょうか。是非、劇場に足を運んでみてください!
プロフィール
1989年5月25日生まれ。京都府出身。近年の主な出演作に、ドラマ「I,KILL」(2025)、舞台「カリズマ」(2024)、2025年は「ムロムカイ」、「あなたに会えてよかった」、「人骨のやらかい」に続き、10月に主演舞台「ウロボロス-警察ヲ裁クハ我二アリ-」、12月「ジェネレーション」でも主演を務める。2026年は、ミュージカル「ダブル・トラブル TAKE2~Hollywood Ending~」が控えている。
蒲生清彦 役 /高田 翔
Sho Takada as Kiyohiko Gamou
鹿児島の方々との交流だったり、タイトなスケジュールの中、鹿児島の至る所で撮影させていただけたところがありがたかったです。完成がとても楽しみですし、見にこられる方々も楽しんでいただけると思います。
ぜひ、ご期待ください!
プロフィール
1993年9月14日生まれ。東京都出身。2017年、ミュージカル「Finding Mr.DESTINY〜あなたの初恋探します。」で舞台初主演を務め、舞台を中心に活躍の幅を広げる。近年の主な出演作に、映画『まくをおろすな!』(2023)、舞台「カリズマ」(2024)に続き、2025年は「午前0時のラジオ局」、「ルネサンス音楽」「ハムレット」に続き、10月にVOICEアクト「21歳のボヤージュ〜未来への人生ノート〜」に出演。
橋口拓海 役 /原 嘉孝(友情出演)
Yoshitaka Hara as Takumi Hashiguchi
(ロケ地の天文館に関して)風情のある街並みや昔ながらの飲食店が多く、初めて行きましたが凄く落ち着く街でした。初めて行った感覚がしないというか、居心地のいい場所だなと思いました。
昔から応援していただいている方にもそうですし、僕とテラがtimeleszに入る前の活動を知らない方も勿論たくさんいらっしゃって。そういう方達にも、こうしてその時の活動を届けられる事が嬉しいです。是非みなさん、公開を楽しみにしていただければと思います。
プロフィール
1995年9月25日生まれ。神奈川県出身。
2025年2月にtimeleszのメンバーとしてデビュー。近年の主な出演作に、オリジナル・ミュージカル「The Agent」(2023)、「Endless SHOCK」(2024)、舞台「ゼロ時間へ」(2024)、「カリズマ」(2024)ドラマ「トリリオンゲーム」(2023)、「イグナイト-法の無法者-」(2025、映画「劇場版『トリリオンゲーム』」(2025)、『#真相をお話しします』(2025)など。2025年12月に初主演映画『初恋芸人』が控える。
大森 渉 役 /SHIGETORA
Shigetora as Wataru Omori
初めて天文館に行かせて頂いたのですが、昔ながらのお店や最近できたであろうオシャレなカフェなど、歴史やそこにいる人達の生活の匂いも感じられる、素敵な空間でした。
デビュー作で芸術家のサルバドール・ダリ役を演じさせて頂いた事に始まり、これまで一般社会や一般の感覚から、はみ出した人物を演じさせて頂く事が多く、今回も政治家の秘書という普通の職業とは違う人物です。彼の過去に湧き上がった感情などをあれこれ考えているうちに、気づいたら、大森渉という人物の魅力に惹かれていました。
どこか、オラオラした雰囲気の中にやるせなさを感じて頂けたら嬉しいです。
プロフィール
1999年4月28日生まれ。東京都出身。年間300本ほど映画を観るほどの映画好き。好きな映画作家に鈴木清順、ウォン・カーウァイ、ジム・ジャームッシュなど。2022年、「劇団⿅殺し」のオーディションに合格し、翌年3⽉の舞台「ダリとガラ」のサルバドール・ダリ役で俳優デビュー。主な出演作に、テレビドラマ「ギフテッド –seson1-」(2023)、「GTOリバイバル」(2024)、「失踪人捜査班 -消えた真実-」(2025)、連続ドラマW「怪物」(2025)、映画『オオムタアツシの青春』(2025)、長篠合戦四百五十年記念映画『長篠』(2025)などがある。
吉田三郎 役 /西田聖志郎
Seishiro Nishida as Saburo Yoshida
天文館は、山形屋デパートの屋上のミニ遊園地やジャズ喫茶など私にとっては夢の詰まった街でした。コロナ禍以降、失われつつある天文館の活気を取り戻したいという思いでこの作品に臨みました。“弱きを助け強きをくじく”人情味溢れる探偵たちの活躍ぶりは、観客の皆さまを胸がすくような爽快な気持ちにさせること請け合いです。お楽しみに!
プロフィール
1955年5月3日生まれ。鹿児島県出身。「オンシアター自由劇場付属演技研究所」を経て「勝アカデミー」にて勝新太郎に師事。1981年、NHKドラマ「海峡」で俳優デビュー。松田優作/作・演出の舞台「モーゼル」(1988)に出演。以来松田との交流が続き薫陶を受ける。NHK大河ドラマ「翔ぶが如く」(1990)、「龍馬伝」(2010)では出演の傍ら、薩摩ことば指導も担当。プロデュース映画に『六月燈の三姉妹』(2014)、『大綱引の恋』(2020)があり、後者では第16回ロサンゼルス日本映画祭にて最優秀プロデューサー賞を受賞した。
有村悠一郎 役 /新名真郎
Shinro Niina as Yuichiro Arimura
鹿児島で生まれて育った私にとってもうこれ以上の事は無いぐらい幸せでした!雄大な桜島、おぎおんさぁ、路面電車を使ったシーンは、印象深かったです。特に、主人公の蓮(寺西拓人)と板倉雄馬(西岡德馬)のバーのシーンは、ジーンと来ると思います。ぜひ、ご期待下さい。
プロフィール
1961年7月31日生まれ。鹿児島県出身。アメリカ・サンフランシスコ留学後、1981年、テレビドラマ「消防官物語・風に立て」にて俳優デビュー。主な出演作に、テレビドラマ「メチャン子・ミッキー」(1982)、「暗闇からの愛」(1985)、鹿児島を舞台にした映画『夕陽のあと』(2019)、『大綱引の恋』(2020)、『青すぎる、青』(2023)などがある。
板倉雄馬 役 /西岡德馬
Tokuma Nishioka as Yuma Itakura
友人の新名真郎君から、この企画を熱い思いで相談され、地方創生の為、そして大好きな鹿児島の為になるならばと、喜んで協力させて頂きました。
初めはワンシーンくらいの感じでと思ったのですが、ワンシーンでは済まなくなりました(笑)
寺西君とは、この秋「新 画狂人北斎2025」と言う芝居で好敵手を演じて貰う、誠に数奇な巡り合わせだと思います。
プロフィール
1946年10月5日生まれ。神奈川県出身。舞台、映画、テレビドラマ、ヴァラエティー番組など、カテゴリーを超えた活躍を続けるベテラン俳優。1970年、劇団「文学座」に入座。1989年、つかこうへい演出の舞台「幕末純情伝」に主演し、新境地を開く。続いて蜷川幸雄演出の舞台「ハムレット」(2003)、「天保十二年のシェイクスピア」(2005)でも存在感を示す。最近では、Disney+「スター」にて配信されたFXドラマ「SHOGUN 将軍」(2024)に戸田広松役で出演。世界中で大きな注目を浴びる。短篇映画『相談』(2025年公開予定)では、第12回寧波短篇映画祭、第6回NOWNWSS SHORT FILM AWARDSにてそれぞれ主演男優賞を受賞した。


C&K
「相思相愛 with SOIL&"PIMP”SESSIONS」
企画・原案・プロデュース /嶋田 豪
監督・脚本 /諸江 亮
挿入歌宮崎奈穂子
映画『天文館探偵物語』主題歌C&K「相思相愛 with SOIL&"PIMP”SESSIONS」
Music, Lyrics: CLIEVY
Arrange: タブゾンビ(SOIL&"PIMP”SESSIONS)

CLIEVY
すごすぎ!!やったー!!!!
KEEN
地元である鹿児島、しかも小さい頃から馴染みの天文館が舞台である今回の映画に携わることができて感無量です!
映画への期待感を掻き立てる役割として、本編と曲がまさに『相思相愛』になれたら幸せです!
観ていただいた方々の記憶に、僕らの曲が流れてくれることを期待したいと思います!
プロフィール
CLIEVY(栃木県小山市出身)とKEEN(鹿児島県鹿屋市出身)からなる男性二人組シンガーソングライターユニット。 アーティストとして進化を続け、"ネクストブレイク"の期待が高い新人18年目(笑)
圧倒的な歌唱力、エンターテイメント性溢れるライブパフォーマンスに多くの支持を得る。その音楽性は、ディスコ、ファンク、ソウル、レゲエなどのブラック ミュージックをルーツに、フォークや80年代の歌謡曲、クラブミュージックまで幅広いジャンルに至る。
代表曲は、ドラマ主題歌に起用された「ドラマ」、ライブで欠かせない「終わりなき輪舞曲」「愛を浴びて、僕がいる」、歌唱力が際立つバラード曲「みかんハート」「Y」等、数々ある中、「みかんハート」はストリーミングロングヒットとなり1億回再生を超え、現在も多くのリスナーに聴かれ続けている。
ライブでは、エンターテイメント性溢れるライブパフォーマンスに多くのファンが集まり、これまでに「日本全国CK地元化計画」と銘打った全国ツアー、「無謀な挑戦状」と銘打ったアリーナクラスのライブを継続して展開。
2025年8月より5カ月に渡るロングランの全国ツアー「改 日本全国地元化計画〜歌って踊って喋る喋る!!演出なしのシンプルLIVE!!〜」を開催。12月19日(金) 20日(土)大阪・オリックス劇場まで、全国22カ所25公演を行う。
また更には、2026年4月26日(日)C&K初となる大阪城ホールでのワンマンライブの開催が決定。
企画・原案・プロデュース /嶋田 豪
「古臭いけど人間臭い映画を創りたい」
天文館という昔ながらの街並みが近代的に変わっていく時代の流れの中で、
「古臭いけど絶対に無くしてはいけないものを描きたい!」ということがこの作品テーマでした。
今回は鹿児島の天文館を取り上げましたが、この問題はどの都市でも抱えている悩みだと思います。
効率化という時代の変化の中、人間関係までもが効率化し、人間関係が希薄になりつつあり、
自分より人を優先する人達が、傷付いてしまうような時代でもあるように思います。
「古臭いけど人間臭い映画を創りたい」自分の事より人の為に動いてしまう、そんな非効率な人間を描きたいと、企画をしました。
そんな中ご縁をいただいたのは、寺西拓人さんを始め、原嘉孝さん、室龍太さん、高田翔さん、です。
主人公の宇佐美蓮には、まさにこの作品のテーマでもある「人間臭さや人のためにと動く人間像」が必要で、俳優として直向きに演技に向き合っていた寺西拓人さんがぴったりだと思いました。
実際現場でも、エキストラの皆さん一人一人に、
「宇佐美蓮役の寺西拓人と言います。宜しくお願い致します。」と、
自分から挨拶に行く。そして自分よりスタッフを優先する。様々な場所に目配りや心配りをする方でした。
こんなにも非効率で真っすぐな俳優が居てくれることに、スタッフ一同、心を動かされていました。
どんな状況下でも彼らの俳優としての魅力は必ず華を開くと信じていました。
寺西拓人は日本を代表する俳優になると信じています。
撮影中、寺西君とは「こういう人情作品を全国の色々な街で撮って行きたいね!」と話していましたが、
超超多忙になった彼では中々難しいかも知れません。でも、それは、心から嬉しいことです。
本作品に、寺西拓人さん、原嘉孝さん、室龍太さん、高田翔さんにご出演いただき、また彼らの現場での姿勢を目の当たりにし、我々が描きたかった世界観が実現できました。
「SHOGUN 将軍」でエミー賞の舞台を経験された西岡德馬さんと寺西さんの共演シーンは必見です。
また、経験豊富な寺西さんの演技が、シングルマザー役に初挑戦した大原優乃さん、山下健斗役に大抜擢された肥後遼太郎さんの魅力を、更に引き出してくれています。
プロフィール
1972年11月9日生まれ。新潟県出身。
1993年ニューヨークの名門映画学校にて映画演技、演出を学ぶ。その後、製作会社アイエス・フィールドを設立。多くの映画、舞台をプロデュースし、圧倒的な本数の作品を送り出している。
特に、ブレイク前の俳優を起用することに定評があり、俳優の特性を見抜き作品作りを進めている。
演技指導者として多くの俳優のレッスンを行い人材の育成にも努めている。
また、海外との合作映画を積極的に製作し、特にアジア各国との連携を深めている。
代表作は、『私の叔父さん』『ユダ-Judas』『マンゴーと赤い車椅子』『ママごはんまだ?』『みとりし』『きばいやんせ!私』『星屑の町』『劇場版マーダー☆ミステリー班目瑞男の事件簿 鬼灯村伝説 呪いの血』、天才作曲家菅野祐悟の初長編監督映画『REQUIEM~ある作曲家の物語~』等、多ジャンルの作品創り進めている。
監督・脚本 /諸江 亮
撮影初日、寺西拓人さん演じる宇佐美蓮が、ある使命を背負い、会議に乗り込むシーン。
物語の終盤に位置する難しいシーンを初日の撮影で演じることになったのですが、そのシーンで寺西さんは、セリフだけでなく、まなざしや呼吸で人間の弱さや葛藤を見事に表現してくれました。
脚本には書ききれなかった余白を、映画に息づかせてくれたのです。
宇佐美蓮に命が宿った瞬間でした。
撮影は順調に進み、アクションやコメディ要素を含んだ軽快なシーンから、ある告白をめぐる繊細なシーンまで、多彩な展開を丁寧に積み重ねていくことができました。
そもそもこの映画のはじまりは、クランクインの一年前に遡ります。
僕は毎月のように天文館を訪れ、街を歩き、地元の方々と交流しながら(皆さん親切でとても温かい!)、肌で感じた空気感をじっくりと脚本に落とし込んでいきました。
最初は「人はそう簡単には変われない」という前提をもとに物語を組み立てようとしていたのですが、天文館で過ごした日々によって「出会いによって人生は変わる」という前向きなテーマに変化していったのです。
そうして生まれた「天文館探偵物語」は、変われない(と思い込んでいる)人たちと、変わらない街が交差する物語になりました。
この映画と「出会う」ことで、何かが変わるきっかけになったら嬉しいです。
ぜひ、劇場でご覧ください。
プロフィール
1973年10月30日生まれ。石川県出身。20代の頃に助監督として工藤栄一、沖島勲らに師事し、人間描写や映画作りへの姿勢を学ぶ。2022年、『うちのじいじは字が書けない』がキネコ国際映画祭にて短編グランプリを受賞。2024年にはホラー作品『シンメトリア』が横浜国際映画祭にて公式招待作品として上映。主な映画監督作品に、『カーテンコール』(2019)ほか。 2026年には『シンメトリア』の劇場公開も控えている。
挿入歌宮崎奈穂子
犬飼伸二さんの楽曲「Love Forever」を歌わせていただきました。
素敵な作品に参加できたこと、鹿児島という地にご縁ができたことをとても嬉しく思っています。ぜひ映画館でご覧ください、私も観に行きます!
プロフィール
1986年4月10日生まれ。東京都出身。キーボード弾き語りシンガーソングライター。慶應義塾大学在学中に「優しい青」でCDデビュー。精力的に路上ライブを行い、日本武道館単独公演を経て2015年独立。
現在はCDリリースやライブ活動のほか、チャンネル登録者5万人を超えるYouTube「745チャンネル」にて毎週リクエスト即興弾き語り配信を行なっている。
2025年には自身の楽曲「またね」がJR赤穂線ストーリームービーの主題歌に起用された。
主演:寺西拓人
出演:大原優乃、肥後遼太郎/
室 龍太、高田 翔、原 嘉孝(友情出演)/
SHIGETORA、西田聖志郎、新名真郎/西岡德馬
監督・脚本: 諸江 亮
企画・原案・プロデュース:嶋田 豪
音楽:朝倉紀行
主題歌:C&K「相思相愛 with SOIL&"PIMP"SESSIONS」
(ユニバーサル ミュージック)
挿入歌:宮崎奈穂子「Love Forever」
(作詞・作曲:犬飼伸二)
エグゼクティブプロデューサー:肥後潮一郎 新名真郎/
プロデューサー:星野晴美 西田建一
協力プロデューサー:麻生直希 松平義之 羽子田幸一 加藤 衛/
撮影:塩田哲也/照明:高橋 拓/
録音:中川究矢 赤羽一真/編集:深沢佳文/
美術:塩津洋一/スタイリスト:森本裕治/
ヘアメイク:福永望美 宇都順子 田中裕香 尾立沙織/
助監督:荒川栄二/宣伝プロデューサー:堀江可奈子
製作支援:かごしまフィルムオフィス
ロケ協力:鹿児島市 We Love 天文館協議会 Hotel & Residence南洲館
ホテルサンデイズ鹿児島 薩摩恵比寿堂 持留製油 鹿児島レディスカレッジ ヘアーアート学科
制作協力:かごしまフィルムオフィス 合同会社加藤企画
製作:アイエス・フィールド/「天文館探偵物語」製作委員会
宣伝:DROP.
宣伝・配給:アイエス・フィールド/S・D・P