天文館探偵物語

主演:寺西拓人 ©2025「天文館探偵物語」製作委員会

11/21(金)鹿児島先行公開

12/5(金)TOHOシネマズ日比谷ほか全国公開

Instagramアカウント@tenmonkantantei Xアカウント@tenmonkantantei

COMMENTコメント

キャストコメント

宇佐美蓮 役 / 寺西拓人

寺西拓人の写真

初めての主演ということで、ありがたいな、という思いと、共演してくださる皆様始めスタッフの皆様のお力を借りながら最大限の力を出せればなと思って臨みました。
撮影では、実際に路面電車が動いている街中を自転車で走るシーンはすごく印象深かったです。
また、僕は撮影中ずっと鹿児島にいて、同じ事務所の仲間も代わる代わる行ったり来たりという感じだったんですが、すごく新鮮にお芝居ができたなと思います。原に関して言うと、半日で彼の撮影が終わったんですが、なぜか2泊ぐらいして、打ち上げにも参加するという、よく分からない状況でしたね(笑)でも、みんなが来てくれてすごく楽しかったです。
timelesz projectのオーディションを受ける前日ぐらいまでこの撮影をしていたので、当時はまさかこうなるなんて、僕も思っていませんでしたが、それによってより多くの方々に鹿児島の魅力だったりこの作品がたくさんの人に伝われば嬉しいなと思っています。

板倉靖幸 役 / 室 龍太

室 龍太の写真

撮影時の思い出は、僕のクランクイン前にテラとホテルで談笑してた記憶が濃いですね!主演ですし台詞量もあり、撮影スケジュールもタイトやったんでテラが頭を抱えてたのは鮮明に覚えてます。
どこか懐かしい空気を感じた風情のある商店街がとても素敵だったので、更に作品を楽しんでいただけるのではないでしょうか。是非、劇場に足を運んでみてください!

蒲生清彦 役 / 高田 翔

高田 翔の写真

鹿児島の方々との交流だったり、タイトなスケジュールの中、鹿児島の至る所で撮影させていただけたところがありがたかったです。完成がとても楽しみですし、見にこられる方々も楽しんでいただけると思います。
ぜひ、ご期待ください!

橋口拓海 役 / 原 嘉孝(友情出演)

原 嘉孝の写真

(ロケ地の天文館に関して)風情のある街並みや昔ながらの飲食店が多く、初めて行きましたが凄く落ち着く街でした。初めて行った感覚がしないというか、居心地のいい場所だなと思いました。
昔から応援していただいている方にもそうですし、僕とテラがtimeleszに入る前の活動を知らない方も勿論たくさんいらっしゃって。そういう方達にも、こうしてその時の活動を届けられる事が嬉しいです。是非みなさん、公開を楽しみにしていただければと思います。

スタッフコメント

企画・プロデュース / 嶋田 豪

「古臭いけど人間臭い映画を創りたい」

天文館という昔ながらの街並みが近代的に変わっていくい時代の流れの中で、
「古臭いけど絶対に無くしてはいけないものを描きたい!」ということがこの作品テーマでした。
今回は鹿児島の天文館を取り上げましたが、この問題はどの都市でも抱えている悩みだと思います。
効率化という時代の変化の中、人間関係までもが効率化し、人間関係が希薄になりつつあり、
自分より人を優先する人達が、傷付いてしまうような時代でもあるように思います。
「古臭いけど人間臭い映画を創りたい」自分の事より人の為に動いてしまう、そんな非効率な人間を描きたいと、企画をしました。

そんな中ご縁をいただいたのは、寺西拓人さんを始め、原嘉孝さん、室龍太さん、高田翔さん、です。
主人公の宇佐美蓮には、まさにこの作品のテーマでもある「人間臭さや人のためにと動く人間像」が必要で、俳優として直向きに演技に向き合っていた寺西拓人さんがぴったりだと思いました。

実際現場でも、エキストラの皆さん一人一人に、
「宇佐美蓮役の寺西拓人と言います。宜しくお願い致します。」と、
自分から挨拶に行く。そして自分よりスタッフを優先する。様々な場所に目配りや心配りをする方でした。
こんなにも非効率で真っすぐな俳優が居てくれることに、スタッフ一同、心を動かされていました。
どんな状況下でも彼らの俳優としての魅力は必ず華を開くと信じていました。
寺西拓人は日本を代表する俳優になると信じています。

撮影中、寺西君とは「こういう人情作品を全国の色々な街で撮って行きたいね!」と話していましたが、
超超多忙になった彼では中々難しいかも知れません。でも、それは、心から嬉しいことです。

本作品に、寺西拓人さん、原嘉孝さん、室龍太さん、高田翔さんにご出演いただき、また彼らの現場での姿勢を目の当たりにし、我々が描きたかった世界観が実現できました。
「SHOUGUN 将軍」でエミー賞の舞台を経験された西岡德馬さんと寺西さんの共演シーンは必見です。
また、経験豊富な寺西さんの演技が、シングルマザー役に初挑戦した大原優乃さん、山下健斗役に大抜擢された肥後遼太郎さんの魅力を、更に引き出してくれています。

監督・脚本 / 諸江 亮

撮影初日、寺西拓人さん演じる宇佐美蓮が、ある使命を背負い、会議に乗り込むシーン。
物語の終盤に位置する難しいシーンを初日の撮影で演じることになったのですが、そのシーンで寺西さんは、セリフだけでなく、まなざしや呼吸で人間の弱さや葛藤を見事に表現してくれました。
脚本には書ききれなかった余白を、映画に息づかせてくれたのです。
宇佐美蓮に命が宿った瞬間でした。
撮影は順調に進み、アクションやコメディ要素を含んだ軽快なシーンから、ある告白をめぐる繊細なシーンまで、多彩な展開を丁寧に積み重ねていくことができました。

そもそもこの映画のはじまりは、クランクインの一年前に遡ります。
僕は毎月のように天文館を訪れ、街を歩き、地元の方々と交流しながら(皆さん親切でとても温かい!)、肌で感じた空気感をじっくりと脚本に落とし込んでいきました。
最初は「人はそう簡単には変われない」という前提をもとに物語を組み立てようとしていたのですが、天文館で過ごした日々によって「出会いによって人生は変わる」という前向きなテーマに変化していったのです。
そうして生まれた「天文館探偵物語」は、変われない(と思い込んでいる)人たちと、変わらない街が交差する物語になりました。

この映画と「出会う」ことで、何かが変わるきっかけになったら嬉しいです。
ぜひ、劇場でご覧ください。

主演:寺西拓人
出演:大原優乃、肥後遼太郎/
室 龍太、高田 翔、原 嘉孝(友情出演)/
新名真郎、西田聖志郎/西岡德馬
ほか

監督・脚本:諸江 亮
企画・プロデュース:嶋田 豪
エグゼクティブプロデューサー:肥後潮一郎・新名真郎
プロデューサー:星野晴美・西田建一
協力プロデューサー:麻生直希
製作:アイエス・フィールド
ロケ協力:鹿児島市、We Love 天文館協議会、
かごしまフィルムオフィス

宣伝・配給:アイエス・フィールド/S・D・P